自宅併用賃貸物件　屋根素材に多数の亀裂が目立つようになり相談。｜賃貸管理・プロパティマネジメント　実績紹介　ハウステーションプロパティマネジメント

毎月の物件報告でお伺いした際にオーナー様より。
自宅のバルコニーから見える屋根の表面にひび割れがあり、以前から気になってはいたが、この頃ひび割れの亀裂が増え大きくなり目立ってきた。
このまま放置しておくと割れて風などで落下や、漏水の原因にならないかが不安との相談を頂きました。

現地でオーナー様と目視にて屋根を確認し、確かに多くのひび割れが確認できました。
あわせてその他外壁の塗装・コーキングや鉄部などの確認をしたところ、屋根以外にも外壁材の継ぎ目のコーキングに亀裂や剝れがあり、良く日が当たる面はコーキングの劣化部分より水が入ったことが要因とみられる外壁材の反り返りがなどが見られました。
そして物件の修繕履歴データを確認したところ、9年ほど前には大規模修繕を行っていましたが、現状から専門業者に外壁調査・診断をしていただく提案をさせていただきました。

専門業者様に外壁調査・診断を行っていただき、オーナー様と一緒に調査報告を確認。
屋根については、すぐに落下・漏水とはならないが、もちろん建物に良い影響はないので早めの補修の対策を推奨するとの事。また補修については、当時使用されていた材質内でアスベスト分量が少ない生産年代（強度が弱く割れやすい）のため塗装では改善・防止とはならず、費用・施工時間を考えカバー工法の提案を受けました。
また、外壁の反り返りの対策も必要で、どちらも足場を組まないと施工できないため別々に施工するよりは同時におこなう方が費用面において大きなメリットがあると説明を受け、検討していただく事に。
数日後、オーナー様よりご連絡があり施工へ。

数回『作業されている方は大丈夫でしょうか』とオーナー様が心配され、ご連絡を頂くほど今年の夏は非常に暑い日が続きました。その都度、監督さんに連絡をすると特に屋根の施工時は、下がほぼ黒色の屋根素材、上は炎天下の空で逃げ場がない・・・現場では非常に辛く１時間以上の作業は危険で休み休み作業を進めているとの事。
そんな猛暑の中、無事に予定通り作業が完了したとの事でオーナー様と完了チェックを行いました。
表面の色彩と光沢により外観が一新されました。