一括借上げ　家賃は入るが建物の情報・状況などの報告が無く、不安と不信感が募る｜賃貸管理・プロパティマネジメント　実績紹介　ハウステーションプロパティマネジメント

賃貸管理契約解除の予告期間について、オーナー様より問い合わせの連絡が入る。
こちらのオーナー様はご家族所有の物件を含め、当社にて5棟の集金管理を承っており、当社の管理についての不満や他のお考えなどがあるのかと推察し、訪問のアポイントを取りました。

オーナー様より話をお伺いしたところ、「次男が所有している建物の管理会社を当社に変えたい」との事。
理由をお伺いしたところ
・サブリースだから家賃は入ってくるが、建物の情報状況・などの報告が無くわからない。
・担当者から特に連絡・訪問もなければ、いつの間にか担当が変わっていた。
・契約更新の際は連絡もなく、書類のみが送られてくるのみだがここ数年はその書類すら無く、問い合わせたところ自動更新との説明が。
一度現地を拝見させていただいた上で、所有者の次男さんをご紹介いただけるようお話をさせていただきました。

ご紹介いただく前に、現地確認をしたところ物件に外壁等の劣化が目立つので修繕の必要性があると判断し、専門業者へ調査・診断を依頼しました。
所有者の次男さんをご紹介いただいた際に、再度現在の会社様との解約希望の理由と当社へ管理会社変更のご要望をいただきました。またその際に当社にて現地確認した報告及び所見と専門業者による調査・診断内容もお伝えさせていただきました。
物件がこのような状態だったことに驚き、この状態になるまで一度も現在の会社から報告が無かった事が非常に残念と・・・。この状態を放置できないのでと外壁等の大規模修繕の施工依頼をいただきました。

そして現在の一括借上げ（サブリース）契約の内容確認と情報共有をさせていただき、今すぐではなく約1年半後に迎える契約満了に伴い、事前予告の上での解約がオーナー様に余計な費用負担も無く、現契約の会社様とも大きな波風なく行えると考え提案させていただきました。

現一括借上げ（サブリース）契約にある6か月前の解約予告を経て、先方にも受理されたのを確認し、当社との集金管理契約となりました。
また、入居者に不安と混乱等がおきないようにするため、解約満了日の2か月以上前にオーナー様と一緒に現契約の会社と引継ぎの機会を設定し打合せをさせていただき、無事混乱等もなく管理移行となりました。