オーナーより放置自転車の撤去相談から「複数で建物の劣化」が見つかる。|賃貸管理・プロパティマネジメント 実績紹介 ハウステーションプロパティマネジメント

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オーナーより放置自転車の撤去相談から「複数で建物の劣化」が見つかる。

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オーナーT様
木造2階建て
アパート 
1992年2月築

オーナーより放置自転車の撤去相談から「複数で建物の劣化」が見つかる。
放置自転車の撤去
オーナー様より放置自転車の処理はどのようにすればよいのか相談を受けました。駐輪場を訪れたところ数台の放置自転車を発見し、すぐに警告ステッカーを貼って経過を見守ることにしました。しばらく経った後、再度駐輪場を確認したところ、自転車がそのまま残っている状態だったため、この所有者が特定できない自転車に関しては所定の手続きにより撤去しました。
その時でした。建物老朽化の兆候が複数発見されました。
①建物の外壁に「クラック・塗装の剥離・鉄部の錆」などがみられる。
放置されると雨漏りなどの影響が出る可能性があるため、オーナー様承諾のもと急遽建物診断を手配しました。
②隣地との境にある万年塀が老朽しており、地震で倒壊する恐れがある。
同じくオーナー様承諾のもと専門業者へ調査を依頼しました。
①建物の外壁に「クラック・塗装の剥離・鉄部の錆」などがみられる。
信頼性のある施工会社を紹介し建物調査を依頼したところ、15年以上外装工事は行われていなかったこともあり、建物の外装には早急なメンテナンスが必要であることが明らかとなりました。
①チョーキング現象
②外壁目地にひび割れの劣化
③クラック
といった症状が複数個所に見られ、これにより雨水などが侵入することによって躯体への劣化へつながってしまう可能性があるため、外装工事を行うこととなりました。
②隣地との境にある万年塀が老朽しており、地震で倒壊する恐れがある。
日本では頻繁に地震が発生するため、老朽化した塀は特に注意が必要です。
そのため、塀の倒壊による事故を未然に防ぐために調査を依頼しました。
調査の結果、万年塀は確かに老朽化しているものの、強度には問題がないことが確認されました。
しかし、アパートには小さな子供たちも入居しており、安全を第一に考え、オーナーは万年塀の交換を強く希望されていたのですが、ここで新たな問題「その万年塀は隣地所有の塀」だということが発覚しました。そうなると勝手に交換することができなくなるわけなのですが、幸いにも隣地の方が協力的だったこともあり、今回は問題なく塀の交換を承諾いただくことが出来ました。
改修工事が終わって~
将来的にも安心できる賃貸経営をお考えいただき、今回の大規模修繕はまことに賢明な判断だと思います。賃貸物件の持続可能な価値を確保するために、今後10年、15年といった長期的な視野に立った対策を検討することは非常に重要です。今後も何かご相談がございましたらお気軽にお知らせください。
オーナー様と同世代であることから、お互いに打ち解けた関係を築いてきました。毎月の定期的な訪問により、オーナー様の心配事をすばやく把握しお手伝いすることができました。お互いがリラックスしてコミュニケーションを取り、気軽に相談できる環境を提供することで、より良い関係を築いていくことができました。このような信頼関係は、私たちのパートナーシップをさらに強化しています。